バッハのインべンション(その5)BWV779

バッハのインべンション(その5)BWV779

第8番・ヘ長調 BWV779 「4/3拍子」
第8番の特徴は、ピアノを練習する人、好きな 人なら誰でも耳にしたことがあるほどメジャーな旋律で一度印象深い曲です。

曲の特徴としては、序盤から明朗で軽快なリズムで表現されており、聴いたことがない人でも一度聴くとこの曲の独特なメロディーのとりこになるでしょう。

演奏時間は、1分強程と比較的短めですが、このわずか1分間のなかに巧みな旋律がほど良く 敷き詰められており、下降音と8分音符との絶妙なカップリングが見られます。

近年では、ピアノの演奏で知られる他にも、パソコンでの電子効果音に使われるなど、世界の人々に広く親しまれている曲でもあります。

初めて聴こうとする方は、是非クラビアでの演奏を聴いてからピアノの演奏を聴き、双方で是非き比べてみてください。

同じ曲でも、時代を超えて第8番が相違して聞こえてくるかもしれません。