バッハのカンタータ(宗教カンタータ2-1)

バッハのカンタータ(宗教カンタータ2-1)

ワイマールでの作曲活動期より、宗教カンタータのみでなくいくつかのカンタータを既に作曲してきた経緯がありますが、1717年からケーテンのレオポルド公の下、宮廷楽団の学長の座にあったバッハは、ケーテンでの手始めにレオポルド公の誕生を祝う祝典用に「いとも尊きレーオポルト殿下よ」BWV.173 aなどの世俗カンタータを作曲し大成功をおさめています。

このようにケーテンでの活動においても精力的にカンタータや器楽曲の作曲を継続していきます。

バッハの宗教カンタータのうち、以下にBWV.26~BWV.38を記載します。

(宗教カンタータ2-1)
26.「ああいかにはかなきいかにむなしき」BWV.26、
27.「だれぞ知らんわが終りの近づけるを」BWV.27、
28.「神は頌むべくかな!いまや年は終り」BWV.28(1725)、
29.「神よ、汝にわれら感謝す」BWV.29、
30.「喜べ、救われし群よ」BWV.30、
31.「天は笑い、地は歓呼す」BWV.31、
32.「いと尊きイエスよ、わが憧れよ」BWV.32、
33.「ただ汝にのみ、主イエスキリストよ」BWV.33、
34.「おお永遠の火、おお愛の源よ」BWV.34、
35.「霊と心は驚き惑う」BWV.35、
36.「喜び勇みて羽ばたき昇れ」BWV.36、                 
37.「信じて洗礼を受くる者は」BWV.37、
38.「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV.38