ビバルディの「調和の霊感」第2番、第3番について

今日は、ビバルディの「調和の霊感」の中でも、第2番、第3番についてです。

<第2番ト短調>
「調和の霊感」第2番は、 2つのバイオリンとチェロのための協奏曲。
第1楽章より、緩、第2楽章は急、第3楽章は緩、第4楽章は急・・・といった形で構成されているので、そういった点ではまさに緩急のメリハリが付いていることをが第2楽章の最大の特徴。全4楽章形式の協奏曲です。

ちなみにこの第2楽章で表現されているような、2つのバイオリンとチェロの演奏で編成された協奏曲の形式は、17世紀末に広く知られるようになったもの。
ビバルディの「調和の霊感」の中では、この第2番と第11番の2曲が、この形式に該当しています。

<第3番ト長調>
「調和の霊感」の第3番は、バイオリン協奏曲の形式で構成されています。
全3楽章形式で、この作品は第2楽章が、平行調となるホ短調に転調するなど、実に興味深いところがあります。
比較的、曲の構成が良くまとまっていることから、『調和の霊感』の中では、後期の作品ではないか、と考えられている意見が数多くあります。