ビバルディ「調和の霊感」第9番ニ長調について

今日は、ビバルディの「調和の霊感」の中でも、第9番についてです。

<第9番ニ長調>
第9番は、バイオリン協奏曲で、全3楽章形式となっています。

第1楽章は、アレグロであり、全体的に和やかで、美しい響きと旋律で構成されています。
第1の合奏と第2の合奏の旋律が、この曲の構成において重要な役割を担っています。
一方、第3の合奏では第一の合奏の動機がロ短調で再現されているのが特徴。
第1楽章は全体的に短めに構成されており、トータルで2分弱程度の長さです。

第2楽章は、何度も同じパターンの旋律を継続し、繰り返す手法が楽章を支配している特徴があります。
また、バイオリン独奏のパートでは、通奏低音は休止となります。

第3楽章では、第二の合奏は、単一の高さの音を、連続して小刻みに演奏する形式ですが、それ以降の曲奏は転調していきます。