バロック時代後期のオペラ(3)ポッラローロとロッティについて

バロック時代後期のオペラ(3)
ポッラローロとロッティについて

カルロ=フランチェスコ=ポッラローロ(1653~1723年)はベネチアに生まれ、オーボエを伴奏に加えて適用するなど、画期的な手法を生み出した作曲家でもありました。

1686年に「リクルゴ、鋭い眼力の盲人」をベネチアで初演し、1698年には代表作「ファラモンド」を初演しています。
この作品は、アリアを独唱する歌手とバイオリンの独奏が編み出す技法、またアリオーゾが含まれていないという特徴があったと言われております。生涯において、約85作品を上演したと言われておりますが、残念なことに楽譜の多くが散逸しているのが現状です。

アントニオ=ロッティ(1667~1740年)は、1713年に「ポルセンナ」を、そして1716年に「アレッサンドロ・セベーロ」をベネチアで初演し成功をしております。1719年には、「テオフォーネ」を、異国のドレスデンで初演しています。

ロッティは、サンマルコ大聖堂の主席学長としても知られ、ポッラローロの後継者でありました。